予備校利用により消防士合格率が高くなるのか

消防士採用試験合格者には予備校利用率が高い傾向

消防士の採用試験は完全に競争試験で、特に筆記試験、面接試験において予備校を利用した方と、独学で書店などで購入したテキストなどで学習してきた方とでは、やはり予備校を利用された方のほうが有利のようです。

 

予備校利用者の利点

 

筆記試験

自治体により試験の難易度や傾向も様々です。

 

例えば、A市の問題が高卒程度の問題を重点的に出題しているとします。

 

その場合、独学で高卒程度のテキストを学習した方でもかなり解ける場合があります。

 

しかし、B市、C市などで少し難易度が高い問題が多く出題された場合、独学者で学習してきた範囲では対応できなくなる確立が高いです。

 

なぜなら、市販の参考書でカバーできる範囲はやはり限界があり、少しずらされても対応できる力をつけるには、問題の難易度や傾向を知り尽くした予備校での授業がやはり有利であり、効率的に学習できるからです。

 

また、学習量も予備校利用者が圧倒的に多いのも事実です。

 

独学で学習されるには、様々な難易度の問題を解き、より多くの時間を学習に注ぐ努力が必要でしょう。

 

 

面接試験

 

 

面接試験においては、もともと他の企業などの面接などにより、面接慣れをしている方も多く一概には言えませんが、面接が特に苦手な方でも自信がつくくらいまで面倒を見てくれるのが予備校です。

 

過去の卒業生などからの情報収集により、面接で聞かれるかもしれない質問が蓄積されています。

 

それらに対し、自分の言葉で自信を持って受け答えできる知識や、面接の注意点などが身に付きます。

 

 

まとめ

 

消防士の試験には年齢制限もあり、それまでに自分の希望する自治体に合格するには非常に狭き門です。

 

予備校には自治体別の試験情報も多く、受験できる自治体の情報を収集できます。

 

消防士になるためには、自分の希望する自治体以外にも、近隣の市町村や県外への試験も視野に入れている方も非常に多いのが現実です。

 

悔いの残らないように、自分のペースで学習を進めたり、早めに計画をたて、予備校の利用も検討してみましょう。

 

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